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小説を書き、パソコンで遊び、本を読んで、ネットで泳ぐ

小説プロット作成とWORDのアウトライン機能

【楽天市場】Office 2007 Standard

プロット作りが苦手

素人なりに小説を書いている。小説を実際に書く前にはプロットを作成するのだが、コレが結構苦労する。プロット作りをちゃんと勉強すべきなのに、我流になってしまっているせいだとは思うのだが、テーマを決めて、話の流れをきちんと構造化して……といった作業はどうもうまくいかない。だいたい自分が書いているのはエッチな小説なのでテーマって言われても「美少女がエロくかわいそうな目に遭ってエロい」か「変態ゲス野郎がエロいことするのがエロい」の2つしかないし(ヲイ)。
まあ、テーマは置いといて(いやホントは置いといちゃイカンのだが)、問題はストーリーの構造化である。

●シーン1
  美少女を発見する
  美少女の外見描写
●シーン2
  美少女を捕まえる
  美少女を脱がす

こんな感じ(……苦笑)でストーリーの流れを決めていくのだが、最初にこんなこと決めたところで、勢いで書いているからどんどん話が逸れていっちゃうしり、決めた通りに書こうとすると、どうもキュークツで書けなくなっちゃうし……。そもそもこんな風にきちんとストーリーの流れを決められるぐらいなら、もう書いてるんじゃね? っていう疑問が頭から離れない。

ストーリーの構造化、アウトラインを作るのに便利なソフトが、いわゆるアウトラインプロセッサー。WindowsならたとえばNami2000などが有名。こんな画面なのだが、僕にはこの手のソフトがうまく使えない。

img20090526_2

アウトラインプロセッサーはまず話の流れを決めて、そこを埋めていくのだが、その話の流れを決められないんだから、使いこなせるはずもない。

WORDを使った我流プロット作成

ようやく本題なのだが(ここら辺がプロット作りが出来てない証拠である)、自分のやり方は結局こんなふうになっている。

(1)どんな小説を書きたいのか文章で書く

要するにあらすじであるが、きちんとした文章である必要はなく、頭に浮かんだ光景をどんどん書いていくだけ。改行は入れず、ラストシーンまで書くようにしている。自分はこれをプロットと呼んでいる。恥ずかしいので数少ないエロじゃない小説書いたときの例。

周囲が全てゾンビになった世界にたった一人生き残った主人公。駐車場ビルの屋上管理室に立て籠もる男。あるとき地上から歌声が聞こえてくる。見下ろすとゾンビ達が歌っている。たとえようもなく美しい歌声。歌い集まっているゾンビの中心には美しい少女。少女は上を見上げ主人公と目が合う。少女が手招きをする。引き寄せられる主人公。ビルを降りて少女の元へ。ゾンビ達は手出しせずにただ歌っている。よく見ると血の涙を流している。少女と抱き合う。口付け。陶酔する主人公の首元を噛み血を飲む少女。倒れる主人公。歌い始める少女。ゾンビ達が光に包まれる。魂が空へと登っていく。失神する主人公。目覚めると、ゾンビの姿はなく、無人の街を月が照らすばかり。背後に立った少女が声をかける。手を引いてビルへ向かう。「これからどうするの?」問いかける主人公。少女がにっこり笑う「きまってるでしょ。子供を作るのよ」

(2)WORDに放り込んで、アウトライン表示にする

(1)からWORDでやってもいいのだが、僕は秀丸で書く人なので、そちらで書いたプロットをWORDにコピペし、[表示]-[アウトライン]でアウトライン表示にする。PCで文章を書く人には嫌われることが多いWORDだが、WORDのアウトライン機能は結構使える。少なくとも自分の使い方には向いている。

(3)区切りのいいところで改行を入れ、まとまりの単位を作る

WORDのアウトラインモードでは改行を入れると「見出し」もしくは「本文(段落)」の扱いになる。ただ「見出し」とか「本文」とかをあまり気にせずに、まとまりの単位、ぐらいにとらえておく。このまとまりの単位が「シーンの元」である。最終的にはこれをそれぞれふくらませていく。

(4)WORDのアウトライン機能を使って、「シーンの元」を、前後を入れ替えたり、入れ子にしたりする

WORDのアウトラインモードでは、カーソル位置の見出しや段落を丸ごと、ボタンやショートカット一発で前後に移動したりレベルを上下させることが出来る。

まずは「シーンの元」を、流れやすいように前後入れ替えたり、この「シーンの元」は別の大きな「シーンの元」に含まれるなと思ったら、大きな「シーンの元」の下に移動させ、レベルを下げ(ツールバーのレベル下げボタンを押す)たりする。もちろん必要だと思えば「シーンの元」自体を増やしたり削ったりもする。

このとき便利なショートカットは以下の通り。というか僕はこの5つしか使ってない。

  • TAB    レベルを1つ下げる
  • Shift+TAB  レベルを1つ上げる
  • Shift+Alt+↑  上に移動
  • Shift+Alt+↓  下に移動
  • Shift+Ctrl+N 本文にする

(5)「シーンの元」をどんな風に書くか、ふくらませていく

ざっくりと話の流れができたら、「シーンの元」にアイデアを足したり、具体的な描写を書いてみたりして、ふくらませていく。あくまで、プロットなので文章の体裁を整えたりはせずに、要するに各シーンで何を書くのかが分かればいい。つまり各「シーンの元」は、自分で何を書くのかが把握できるようなったら、その時点で「シーン」になったと言える。すべての「シーン」が埋まったらプロット作業は完了。

だいたいこんな感じである。下の画面がそのときの様子(クリックすると拡大します)。

img20090526_1

このままWORDで書いていってもいいのだが、どうも秀丸から離れられない体質なので、ある程度まとまったら秀丸にコピペして、あとは書きまくるのみ。コピペするとベタのテキストになってしまうので、見出しにレベルに応じて「■」などの記号をつけるようにしている(これが秀丸自身の持つアウトライン機能にも役立つ。後日記事をエントリしよう)。

なお、これが上記のプロットを元に書いた小説である。

site:TAMARL – Dawn of the Dead

まとめると、「あらすじ書く」→「WORDでざっくり構造化」→「本文書く」。なんか一手間余計な気がしないでもないが。

2009.05.26追記
検索していたら、こんなページを見つけた。ハゲシク同意である。
Renji Talk – アウトライナーで文章を書く

秀丸で会話文だけを色変えする設定

img20090520

愛用している秀丸エディタを使って、素人ながら小説を書いているのだが、素人なせいか会話がやたらと長くなってしまいがち。そこで秀丸の強調表示機能を使って、会話文だけを色を変えて表示するようにしている。こうすると会話文が多すぎとか地の文が続きすぎってのが一目で分かるようになる。参考までに、以下その方法。

  1. メニューから[その他]-[ファイルタイプ別の設定]-[デザイン]-[強調表示]を選択
  2. [追加ボタン]を押す
  3. 3ダイアログを以下のように設定。なお表示方法は好きなものを指定

img20090520_1

ダイアログの「文字列」部分に入力する、会話文を強調表示させるための正規表現は以下の通り。

(?<=「)[^」]*(?=」)

同じように、(心の中のセリフ)なんかも色を変えるために、別途以下の設定を追加。

(?<=()[^)]*(?=))

表示方法は[その他]-[ファイルタイプ別の設定]-[デザイン]で上記ダイアログで指定した設定(上記の例だと「特に強調2」)の色やスタイルを指定する。
他にも<>だの【】だの《》だのの中を色変えする場合は、上記正規表現の「」や()の部分を変更すればいい。やり過ぎると小説っていうより、ソースって感じになっちゃうけどね。

ま、僕が書いてるのはエロ小説だから、読者の官能を刺激するプログラムソースを書いているようなものではあるけどって僕は何を言ってるのか。

執筆横書き、推敲縦書き

img20090518小説を書くときには秀丸エディタを使用している。というか、このエントリーも含めて何か文章を書くときはほとんど秀丸。

秀丸は縦書き表示が出来るし、そのまま編集もできる。ただPC98時代からずっと横書きで書いてきたせいか、どうもなじまない。とはいえ、小説の場合は横書きのまま読むのは苦痛なので、推敲には縦書きが必須。そこで秀丸とは別に縦書きのできるテキストビュアを併用している。

ArisuViewer

秀丸で、今編集している文章をそのままArisuViewerに渡して起動するマクロを書き、ショートカットですぐに起動できるようにしている。簡単なマクロだが参考までに。

// 現在の行番号を文字列に変換し、文字変数に代入
$c = str(lineno);
// ArisuViewerに行番号とファイル名を渡して起動
run "C:\○○○○\ArisuViewer.exe -l " +$c + " "%F"";

(○○○○はArisuViewerのインストールされているパス)

ArisuViewerのいいところは起動オプションに、開くテキストファイルの行番号を渡せるところ。今編集していた付近を直ちに表示してくれるので、長文を書いていても編集箇所を探す必要がない。

秀丸は縦書き表示ができるんだから、横で書いても推敲時にスタイル変更で縦にすればいいと思うのだが、秀丸のままだと、推敲しながらその場ですぐに編集できてしまうのが、何気にちょっと問題。細かい文言修正でもすぐに修正できてしまうので、そちらに気を取られ、文章の流れの中で修正すべき問題を見逃しまいがち……な気がする。作者モードになってる秀丸と、読者モードで読むArisuViwerと気分を切り替えられるってのもいい感じ。

推敲時は編集のできないテキストビュアで何度か読み込み、どうしてもここは修正しなくては! と感じた箇所から修正していく。というのがいいような気がするし、気がするを使いすぎであるってのも見つけられるしね。

っていうか小説を書いてますってアピールしてるのに、小説書きに関するエントリはこれが初めてだったんだなあ。

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